本日は、依頼者の意思決定プロセスを大切にし、千葉ではまだ扱っている事務所が少ないインターネット問題にも取り組んでいる川村弁護士にインタビューさせていただいた。

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所属弁護士会:千葉県弁護士会
先生が弁護士を志した理由は?

最初に弁護士になりたいと思ったのは高校生の時で、進路としてどの方向に進もうかと考えているときに世の中にはいろいろな経済や法律があるのに、何も知らずに生きていることにふと気づいて、怖くなりました。そういった経済や法律について学びたいと思ったのが最初のきっかけですね。
いろいろ世の中を見ていく中で、法律を知っている人は、法律をうまく使ってやりたいことを実現していますが、法律を知らないことで不利益を被っている人たちがいるということを知り、その事実に違和感を感じました。法律を知らないのが悪いと言われてしまう事も多いですが、一生懸命がんばっているのに法律を知らないが故に騙されたり、何も知らずに言われるままサインさせられて債務を負ってしまったりといったように、一生懸命な人が法律を知らないということで損をしているのが嫌でそういう人たちの力になりたいというのが弁護士を志した最初の理由です。
リフト法律事務所の特徴って?
都内ではIT関係、インターネット関係の事件を扱っている事務所も多いと思いますが、千葉ではまだ取り扱っている事務所は少なく、千葉全域からIT関係、インターネット関係の相談を多くいただいているので、それは特徴だと思います。また、交渉での解決を重視しており、交渉術を含めて日々交渉について研究していることも特徴かもしれません。
依頼者との関係では、依頼者の話をじっくり聞いて、依頼者の言葉にできない想いや意図、不安な気持ちを言語化して、一緒に状況を把握したうえで、ご本人の意思決定を尊重しながら進めていくというのは意識しています。
今後の弁護士業界とその中でのリフト法律事務所について教えてください。

現在の弁護士業界は、悲観的なことをいろいろ言われています。過払い金訴訟のピークが終わって以降は、明るい話がないと言われますが、個人的には過払い金バブルが異常な状況だったと思います。むしろ、現在は、今後マーケットを開拓していこうという意識が高くなってくるのではないかと思っています。そうすると、今まで行き届いていなかったところやニーズが届いていなかったところまでサービスが広がっていくので、一般の方にとっては悪い話ではないと思いますね。ただ、そういうところを弁護士自身が頑張っていかないと、今後の競争下では厳しくなってくるのかなと思います。
その中で当事務所は、ある程度法的サービス業というところに軸足は置きつつ、社会のニーズにマッチさせて、柔軟な変化をしていこうと思っています。先進的なWEBサービスを積極的に採用しているのも、その一つです。また、依頼者からの要望は、法的なニーズだけでなく、税務、経営など要望が多岐にわたったりもするので、そのような依頼者の要望にも柔軟に対応できるようにしていきたいと思っています。